ロゴ変更やアカウント凍結など、ツイッターが急速に動いている。その意味や対応方法を紹介している。青い鳥以前の懐かしいロゴや当時のツイッター公式ブログの紹介もしている。また現在の経営陣プロフィールも新しいロゴに変わった。ツイッターが大きく変わろうとしているのだ。
青い鳥からロゴ変更

上記の青い鳥ロゴから下記のX社 (SpaceX) の「X」に変更となった。

かっこいいロゴだが、ツイッターと言えば青い鳥だった。
2012年6月から青い鳥だった
下記の公式ブログに書かれている通り、青い鳥の前はツイッターは「t」だった。

懐かしい。このカタカナの「ヒ」のようなアルファベット小文字の「t」から青い鳥に変わるというのが、ツイッター公式ブログで発表された。
2012年6月6日水曜日
この6年の間、青い鳥は世界各地の方々にかわいがられてきました。あちらこちらで目にするこの青い鳥は、Twitterのサービスと会社の顔としての役割を担っています。
今日から、この青い鳥がよりシンプルに新しくなりました。これからはこの鳥がTwitterの顔です(皆さんに、Twitterといえば青い鳥、青い鳥といえばTwitterと思っていただけますように!)。これまでのかわいいフォントの社名や小文字の「t」はTwitterのロゴからなくなり、この新しい鳥だけになります。
デザインは、皆さんのまわりにある様々なつながり、興味、アイデアなどを意味する3つの重なった円から考えられました。高い空の上から広大な景色を見渡すにしても、他の鳥たちと同じ目的に向かって進むにしても、空高く飛び立っていく青い鳥は自由と希望と無限の可能性を持っています。
青い鳥には愛着があったと実感している人は多いのではないだろうか。
アカウント凍結祭りの意味
7月1日に閲覧制限が起こったときは、スクレイピングということだった。
スクレイピングの意味や閲覧制限の理由については、下記の記事でも書いている。

今回のシャドウバンやアカウント凍結は、不正なアカウントを排除することにあるのではないだろうか。ただそのやり方には疑問もある。まったく身に覚えのないユーザーが多いためだ。
それでもツイッターには「快適な場所」を提供していく使命感がある。
ツイッター ヘルプセンターサイトより
シャドウバン
自分のツイートやリプライへの反応がいつもより少ない、インプレッション(表示回数)が少ない場合はツイッターアカウントがシャドウバンされている可能性がある。
シャドウバン
一時的に他ユーザーから見えなくなるペナルティのこと。
シャドウバンになる原因
- 同じ内容や似ている文章やリンクを繰り返しツイートする
- 特定のハッシュタグをたくさんつけてツイートする
- ツイートや返信の送信を自動化(ツイッターで使える予約ツイートはOK)
- ボットやアプリを使って文章を投稿する
- 複数のアカウントで同じような投稿をする
- 大量にフォローしてフォロー解除
- 無責任なリツイート
- コピペDMを大量送信
- 誹謗中傷
上記を見ればどんなアカウントが、シャドウバンになっているか想像がつくかもしれない。
「業者」と言われるようなアカウントだ。
またむやみにフォロワーを増やしたいと思っている人もシャドウバン対象になっている。
ただ最近のシャドウバンやアカウント凍結は、「交流を増やしたい」と思って活動している人たちもシャドウバンの対象になっている。
私のフォローしている人たちもシャドウバンされた人がいたようだ。いつ自分がシャドウバンされてもおかしくない。
シャドウバンかもとなったら
ツイッターの検索機能で確認。
検索窓に「from:ユーザーID」を入力して検索する。
ユーザーIDはプロフィールにあるID。

検索結果に自分のアカウントが出てこなければシャドウバンされている可能性が高い。
チェックツール
@の後ろのusernameのところにツイッターアカウントを入力して「CHECK」するとすぐに結果が出る。

シャドウバンチェックツールサイトにて診断
下記の通り4項目問題なければシャドウバンされていない。
(シャドウバンされいるとおそらく赤くなる?)

アカウント凍結
アカウント凍結されている場合はログインができなくなる。
Twitterルールに違反しているアカウントは、凍結されることがある。
Twitterアカウントの凍結を解除する方法
ツイッターヘルプセンターを参照し所定の手順を実施する。
トレンドも荒れる



経営陣もアイコン変更
イーロン・マスク氏については自分のアイコンも変えている。
イーロン・マスク氏

リンダ・ヤッカリーノ氏

ツイッターを大規模に悪用する輩
憶測になるが、ツイッターそのものを大規模に悪用しようとしている人たちが、いるのかもしれない。
ツイッターを擁護するわけではないが、ツイッター運営が把握しない大規模な不具合が生じた場合が大混乱になる。
大混乱を避けるためにも、不正なアカウントは排除しておく必要があるという発想も理解はできる。
ツイッターの苦しい業績
マスク氏は今月「ツイッターの広告収入が最大50%減少しているうえ、多額の負債を抱えているため、キャッシュフローは依然としてマイナスだ」と投稿した。
ツイッターは財務状況を思うように改善できていない。そのためツイッターもX社傘下のサービスであることを前面に押し出し、経営改善を目指しているのだろう。
矛盾するTwitter2.0
2023年3月22日水曜日
Twitterの使命は、公共の会話を促進し、保護すること、つまりインターネットのタウンスクエアとなることです。
(タウンスクエア=広場)
自治体のツイッターアカウントも凍結が相次いでおり、災害時の広報にも支障が出る事態になってるのが非常にまずいのだがそれは・・・。
まとめ
ユーザーには一時的に不便がかかるが、ツイッターは本気で変わろうとしている。ただ現在もツイッターを大切な場所として利用しているユーザーは多い(筆者もその1人)。
そんなユーザーのためにももう少しやり方を考えてほしい、というのは正直なところだ。たとえば「ツイッターはこんな利用の仕方をして下さい」などしっかりと使い方を提示してもらいたい。
「フォロワーを増やしたい」「稼ぎたい」「目標を共有し仲間を増やしたい」などユーザーの目的は様々だ。
メタ社が提供するスレッズの台頭とサービスの不十分さが指摘されている。筆者個人の考えだが、ツイッターは日本人の利用者が多く、歴史のあるツイッターが優勢だと見ている。
ただしスレッズが革新的なサービスを提供してきた場合は、ツイッターも一気に窮地に立たされることとなる。予断を許さない状況のため、ツイッターは危機感を持って動いている。



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