マイクロソフトが提供するサービス「新しいBing」にて深刻な悩みを相談してみた。参考になる回答だったので紹介する。後半ではふざけた質問をしが、Bing AIは意外な返答をしてきた。
個人ブログで稼ぐには?

驚くほど現実的な回答だった。
またBing AIの特徴として右下に次の質問候補が出てくる。「どの方法が1番効果的か?」をクリックしてみた。
どの方法が一番効果的か?

この回答も実績のあるブロガーたちがアドバイスしている内容だ。「ブログで収入を得るためには~」などできるだけ具体的に回答している。
コンテンツ改善の仕方

下のほうにある「詳細情報:1.」をクリックするとサイトにアクセスする。3週間ほど前に更新されているページだった。記事の内容も参考になるものだった。
ただし今回の「文字数を増やす」というのはブロガーでも意見が分かれるところだ。
ただ情報量が多ければ良いというものではないので、内容や質も問われる。
(検索順位を上げるため、ボリュームを増やしてもなかなか順位が上がっていないもので)
キーワードを適切に使うには?

見事な回答ではないだろうか。不自然に同じキーワードをたくさん入れてしまうのは良くない、というのは実績のあるブロガーがよく言っている。
キーワードを適度に入れるやり方

先ほどの「どのようにキーワードを適切に使えばいいか?」という質問に近いが微妙な違いについても回答できている。また回答の最後には「SEO対策」という文言もある。質問者の意図を把握している。
個人ブログでPV数を増やすには?

最初に質問した「個人ブログで稼ぐには?」という質問に近いため、回答も近い内容になっている。「画像を使う」「読みやすさを意識する」など具体的な回答内容だ。ただ「ブログで収入を得る方法としては~」と「稼ぐには?」の回答に寄せてきている。
これはおそらく「PV数を増やしたい」「稼ぎたい」という質問意図が共通するからだろう。
オリジナリティを出すには?
多くのブロガーがぶち当たる壁だと思う。

自分の感性を大切にする、他の人とは違う見方をするというのは具体性がある。独自性の出し方や作り方に悩んでいる人には参考になる回答だ。
すぐに実行できるが、すぐに結果を出すのは難しいことでもある。
独自の視点で書くには?

質問が専門的すぎる内容のためか、回答の難易度も高くなっている。読者と対話するような文体を心がけるというのはできないことはない。やわらかい文体で癒される文章を目指すというのはかなり難易度が高い。
自分の感想や意見を表現する方法

質問候補が出てきたためクリックしてみたが、この質問内容は「自分で考えなさいよ」と言われそうな質問だ。読者に共感してもらえるような表現をするというのは難易度が高い。後ろの方の回答は難易度が高くなる傾向にあるのかも。
事例や体験談を交える方法

今回も右下の質問候補に出てきた質問をクリックしたが、さっき答えたやん、という質問内容だ。「読者にとって興味深い内容にする」それができたらこんな質問していない。アドバイスとしては良いが難易度が高い。
事例や体験談を交える記事を書く場合は、事象が起こった時、体験しているときにメモを残しておくと記事が書きやすくなる。写真や画像などを残せるとなお良い。
ここからはふざけた質問になる。
豪遊の仕方をきいてみた
成功者になった前提で質問してみた。

100万円で高級車は買えないやろw
借金をしてまで豪遊する人のことまで考えてあげるとは、なんとも優しいAIだ。
右下に質問候補が出てきたのでクリックしてみた。
高級車や時計の選び方は?

高額商品ということもあってか、かなり具体的な内容になっている。維持費についても教えてくれる。試乗により体感することもたしかに大事なことだ。時計も実用的なものということもあって「機能性」についても触れられている。
くだらない質問

なんかフラれた気分になったのはなんやろw
くだらなすぎる質問で恥ずかしくなった。
bing AIの制限

検索したところ下記のような回答になったが、上記の画像でも分かるとおり30回はできそうだ。現在は回数が多くなっているのかもしれない。
BingAIは、人工知能を使ってユーザーの質問に回答するサービスですが、使用できる回数に制限があります。現在の制限は以下の通りです。
- 1回のセッションで20回まで
- 1日あたり200回まで(ログインしていない場合は5回まで)
- 1回あたりの文字数は2,000文字まで
- 1トピックについて連続で回答できる回数は10回まで
- チャット回数は50ターンまで
登録なしでも使える
マイクロソフトアカウントに登録なしでも、質問回数5回までなら利用できる。
Bing AIの使いやすいところ

今回使用してみて使いやすいと思った点は、使用する前に「こんな質問をしてみよう」と決めていても使い始めると、「う~ん、次は何の質問をしようかな」と手が止まってしまうことがある。
Bing AIはそこが上手くフォローできていて、こちらの質問候補を表示してくれるのはありがたいし使いやすい。
Bing AIとは
既存の検索エンジン「Bing」に、大規模言語モデル「GPT-4」ベースのチャットAIを搭載したもの。「新しいBing」と呼ばれている。
Microsft Bingサイト
まとめ
ブログの話だけではなく、幅広い分野において行き詰ったり、悩んだりしたときはBing AIに相談してみるのも面白い。
意外に実践的な回答内容なため、結果が出なくて苦しんでいるときなどに相談してみるのもよい。回答をもらうことで「この考え方で正しいかも」と正解か間違いか分からないことでも前向きになれることもある。
十分に使えるBing AIだったので、ツールとして役立ていこう。



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